グラフレックス ライトセーバー!エピソードごとのデザインの違いや名前の由来

グラフレックスと言えばスターウォーズを象徴するライトセーバー。
ただのライトセーバーとは存在感が違います。
実はこのグラフレックス、設定上は同じなものの、エピソードによって少しづつデザインが異なります
今回はそのエピソードごとのデザインの違いと、グラフレックスという名の由来などを解説したいと思います。
ライトセーバースタイル公式LINE
週一ぐらいでメッセージを送ります。ライトセーバーについてやスター・ウォーズの裏話なども。
エピソード4のグラフレックス
どの順番で紹介しようかと悩みましたが、やはり映画公開の順番で紹介しようと思います。
というわけでエピソード4でのライトセーバー。この形がオリジナル。
ルークが最初に手にしたライトセーバーです
この後、このライトセーバーが数奇な運命をたどるわけですが、その最初の登場がエピソード4でした。
有名な話ですが、このライトセーバーはグラフレックスというカメラメーカーの、フラッシュガンの部品です。

もう我々からしてみれば、ライトセーバーにしか見えません。
グラフレックス社の部品を使って制作されたので、ライトセーバーもグラフレックスと名付けられました。
もともとはセット・デコレーターのロジャー・クリスチャンがロンドンの中古カメラ店で埃をかぶった箱を発掘。
赤いシャッターボタン付きで「完璧に未来的だ!」と一目惚れし、1本あたり約8ポンドでまとめ買いしたものです。
言ってみればそのあたりにあるものを使って、作られたわけですが、こんなにスタイリッシュなライトセーバーに作り上げるなんて、やっぱプロはセンスがいいですね。
エピソード5、エピソード7のグラフレックス
エピソード5のライトセーバーはこんな感じ。
あまりエピソード4とデザインは変わっていませんが、スイッチボックスが違うのと、グリップ部分にビス付されたのが違います。
ルークがベイダーに腕を切られたときに、一緒に奈落に堕ちたライトセーバーです

後にエピソード7でレイが使っていたものはこのライトセーバーのデザインを踏襲して作られました。
物語上はこのライトセーバーと同じものなのでね。
エピソード3のグラフレックス
エピソード3では完全にオリジナルでライトセーバーを制作しています。
カメラ部品を使ってないので、それまでのものとは随分違うデザインになっています。
アナキンが使用したグラフレックスです
これはエピソード3でのライトセーバーアクションを迫力あるものにするため、全体的に細身に作られ、軽く設計されています。
またスイッチボックス付近にグリップ力を高めるため、ギザギザが作られたり、腰からぶら下げられるようカバーテックホイールが装着されています。
このデザインだからこそ、あの激しいオビワンとのラストバトルが成功したんですね。

エピソード7のグラフレックス
一旦、エピソード3で少しデザインが変わってしまっていますが、EP7ではよりオリジナルに近い形のライトセーバーになっています。
物語の設定上、エピソード5のものにより近いです。
エピソード7でレイがマズ・カナタから受け取ったグラフレックス・ライトセーバー
そしてルークに放り投げられたライトセーバー。
時代的には最も新しいので、デザイン的には最も洗練されていると言えます。
おまけ:エピソード8のグラフレックス
こちらはカイロレンとレイのフォース合戦で千切れてしまったライトセーバーをレイが修復したもの。
結局埋められちゃったので、これがおそらく最後のグラフレックスのデザインです。
次のシーズンで掘り起こされたりするのかな?
グラフレックス デザインの違いまとめ
あらためて3本まとめてグラフレックスを見てみましょう。

裏側など詳しい写真はそれぞれ
で確認してください。
エピソード3だけが大幅にデザインが違いますね。
カバーテックホイールが装着されていますが底部のDリングがなく、それ以外はDリング式です。
エピソード4,5,7はよく似ています。
EP4,5,7の細かい違いは・・・

エピソード4とエピソード5では、先程もお伝えした通りスイッチボックスとグリップのビス止めが違いです。
そしてもう一つ、見比べると分かるのが、スイッチボックスの向きが逆なんですね。
スイッチボックスを上に向けると、エピソード4は羽根が右にきますが、エピソード5(3も)は左にきます。
微妙な違いですが、このあたりも注目です。
エピソード5とエピソード7はほぼ同じデザインです
スイッチボックスの模様が若干違うのと、ボタンがエピソード7では光が漏れる窓になっています。
こんな違いを感じながらも、グラフレックスライトセーバーに思いをふけるのもいいかもしれませんね。



















