ドゥークー伯爵のライトセーバーが曲がっている理由とは?形状と戦法の関係を徹底解説
エピソード2での最大の山場はドゥークー伯爵とヨーダの戦いではないでしょうか。
ヨーダの機敏な動きにも驚きましたが、その前のアナキン&オビワン戦で初めてカーブしたライトセーバーを見たときも、結構衝撃でした。
かっこいい!って。
さてドゥークー伯爵のライトセーバーはなぜ曲がっているのでしょうか?
カーブした形状のライトセーバーとドゥークー伯爵の戦法が、実は密接な関係にありました。
ここではそれらについて、解説したいと思います。
ドゥークー伯爵のライトセーバーはなぜ曲がってる?
ドゥークー伯爵のライトセーバーはこのように曲がっています。
これは単なるデザインではなく、ドゥークー伯爵のライトセーバーの型であるフォームII マカーシの剣戟戦に最適化された構造です
精密な手首操作と突き技・斬り技に最適な角度で作られており、フェンシングのレイピアを意識したデザインになっています。
実は俳優のクリストファー・リー自身が、フェンシングの達人なんです。
そのため、ルーカスは「ドゥークーの戦い方は剣道よりも西洋の決闘剣術に寄せよう」と発想し、それまでのライトセーバーバトルの東洋的な武術スタイルではなく「突き・回転・間合い」を重視した流麗な動きにしたんだそうです。
さらには設定上、ドゥークー伯爵は高貴な家系の出身であり、だから「伯爵」と呼ばれています。
そういう意味でもフェンシングのイメージにぴったりです。
さらにはセーバーも高貴で洗練されたデザインに仕上げられており、銀と黒の金属をベースに、グリップ部にはわずかな金色の装飾や滑り止め加工が施されています。
なんとなく高貴な感じするでしょ?
ドゥークー伯爵はジェダイ時代から曲がってるライトセーバー
ドゥークー伯爵は元々はジェダイ。ヨーダのパダワンでした。
ちなみにドゥークー伯爵のパダワンはクワイガン。
そのジェダイ時代から曲がったライトセーバーを使っています。
そしてそのライトセーバーを、シスに転向した際、カイバークリスタルをブラーディングで赤く染め上げ、シスのライトセーバーとして使いました。
ドゥークー伯爵のレプリカ・ライトセーバー
ここではドゥークー伯爵が使用したレプリカライトセーバーを二本ご紹介します。
シス時代のライトセーバー
ドゥークー伯爵のライトセーバーと言えばこれですね。
カーブしたヒルト(ライトセーバー本体)が特徴で、ここにエレクトロニクスを入れるのが難しいので、レプリカライトセーバーはしばらく作られていませんでした。
再現度も高く、実物はかなりかっこいいです。
ジェダイ時代のライトセーバー
シス時代のライトセーバーと比べて、禍々しさが抑えられています。
ですがデザインの多くが共通していますね。
現在人気のライトセイバー
セイバートリオのライトセーバーは、起動時に映画のように下から順番にブレードが点灯します。さらにそのままチャンバラにも使えます。