パルパティーンのライトセーバーは権威の象徴!しかも2本持ってた
パルパティーン最高議長ことダース・シディアスはエピソード3にて、ヨーダとの戦いでライトセーバー戦を披露しています。
それまで一切、そんな素振りを見せなかったのに、いきなりライトセーバーを持ったのには驚いたのではないでしょうか?
僕は「お前もライトセーバー持っとんのかい!」と心のなかでツッコミました。
さてそのパルパティーンのライトセーバーですが、エピソード3より後は披露しなかったこと、そしてあのデザインには理由がありました。
このページでは、パルパティーンのライトセーバーのデザインや逸話などを解説したいと思います。
パルパティーンのライトセーバーのデザイン
パルパティーンのライトセーバーは、装飾性が非常に高いヒルト(ライトセーバー本体)です。
ゴールドとシルバーの光沢あるヒルトは美術品のような外見です。
パルパティーンのライトセーバーのデザインは、皇帝の品格と、権威性を象徴しています
他のジェダイたちが持つライトセーバーが「実用的」「軍用」的であるのに対し、パルパティーンのセーバーは美術品のように小さく、優雅で貴族的なイメージで制作されました。
さらにはゴールドとシルバーのコントラストが、公の顔(パルパティーン最高議長)と、裏の顔(皇帝ダース・シディアス)の二面性を象徴しているとも言われています。
プロップデザイナーのギャビン・ボクエットは
「パルパティーンは剣士ではない。皇帝であり支配者。武器で人を倒すのではなく、支配力で屈服させる人物である。」
と言っています。
実物プロップも24K金メッキ調の仕上げがなされており、ルーカスも気に入っていたとか。
実は2本あった!パルパティーンのライトセーバー
パルパティーンはキット・フィストーなどを惨殺し、その後メイス・ウィンドゥと戦いますが、その際にライトセーバーを失っています。
その後、ヨーダと戦ったときはしれっと同じライトセーバーを取り出しています。
つまり同じライトセーバーを2本持っていました
パルパティーンのライトセーバーはサイズも小さいので袖に隠しやすく、ダボッとしたローブを着ているので、2本持っても不自然にはならなかったのでしょう。
用意周到ですね。
なぜエピソード3でしかライトセーバーを使わなかったのか?
パルパティーンはライトセーバー戦をエピソード3(とアニメ「クローン・ウォーズ」)でしか披露していません。
なぜエピソード3より後は、ライトセーバーを使ってなかったんでしょうか。
実はパルパティーンはライトセーバーを「原始的な武器」として見下しており、本気で使っていなかったとされています
本質はセーバー戦よりもフォースでの支配と考えており、強大なフォースと皇帝としての権威があれば、ライトセーバーなど使うまでもないということです。
エピソード3のオーダー66直前は、パルパティーンにとっても大事なときでした。
ジェダイを滅ぼし、帝国を築き上げるまさに山場です。
なので本来はライトセーバーを使いたくなかったけど、ジェダイ制圧のために自ら手にしたということですね。
さらに帝国を築き上げてからは、本人のフォース能力が圧倒的すぎるため、ライトセーバーは不要になり、フォースだけで相手を圧倒するスタイルに変化しています。
エピソード6ではルークと戦うことすらせず、フォース・ライトニングで攻めたのもその証拠です。
つまり、「セーバーを使う=まだ精神的に未熟だった頃のシディアス」でもあるわけです。
パルパティーンのレプリカ・ライトセーバー
こちらがパルパティーンのレプリカライトセーバーです。先程紹介した画像も、このライトセーバーのものです。
再現度はかなり高めで、本来の美術品的な美しさや品格を備えています。
非常にコンパクトで扱いやすく、セイバーバトルもやりやすいです。
パルパティーンのセイバーフォームは?
カイロ・レンのライトセーバー・フォームはフォームIVアタール。
対戦したヨーダもアタールですね。
スピードと機動力に優れ、奇襲や突破力が高いのが特徴。アクロバティックな高速攻撃でジャンプや回転を多用します。
コンパクトなライトセーバーがアタールの戦法に最適です
またフォース攻撃を併用することにより、多彩な攻撃が出来るのも特徴。
フォースが強大なパルパティーンにぴったりですね。
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セイバートリオのライトセーバーは、起動時に映画のように下から順番にブレードが点灯します。さらにそのままチャンバラにも使えます。