セイバートリオのオフィス兼工場に行ってきました
2019年1月14日、マレーシアにあるセイバートリオのオフィス件工場に行ってきました!写真の真ん中は僕(店長の本田)で、両端のダンとジェイソンがセイバートリオの共同創立者です。まあ平たく言うと社長ですね。(彼らに泣かされた話)
場所はマレーシアの空港からタクシーで30分ぐらい。クアラルンプールの中心地までもタクシーで30分ぐらいの場所です。距離にして40kmですが、タクシー代はそれぞれ100リンギット(約2500円)ぐらい。安い! (ちなみにタクシー代はセイバートリオが出してくれました)
高速道路を降りてしばらく走ると、工場地帯に入ります。近くには日本の大企業の工場もちらほら見られますが、その中で小さな工場が集まってる地域にセイバートリオのオフィスがあります。
こちらがセイバートリオのオフィス兼工場。看板にはQ industries となっていますが、こちらはジェイソンのお父さんの会社で、セイバートリオはそこを間借りさせてもらっているようです。
こちらがオフィスです。
たくさん人が働いてますね。(美人が多い)
彼女がライトセーバーの組み立て担当の一人、アイシャ。マレーシアはイスラム教徒が多く、彼女も髪を隠しています。ほぼ隠し撮りなので表情が硬い(笑:もちろん後に許可をもらっています)。
彼女のデスクには完成済みのライトセーバー(商品ではなく、テスト用のサンプルです)や工具、材料などが数多く置かれていました。こういうの見るだけでもワクワクしますね。
会議室でもライトセーバーについてちょっとお話。
やっぱ起動させるとテンション上がりますね。
ブレードの中も見せてもらいました。こういうLEDが入ってるんだー
ブォーーーン・・・
このLEDを柔らかい素材のクッションに入れ、ブレードに入れてます。LED自体はとても軽い素材で出来てるので、衝撃にはかなり強い。つまりはチャンバラで激しくやりあっても壊れないってことです。
シャシー(バッテリーや基盤、スピーカーなどが収納されている)もかなりいいプラスチックを使っていて、軽くて丈夫だと言ってました。ベイダーズヴォルトのものより上質なプラスチックで、そもそもウルトラセイバーズやセイバーフォージはシャシーがありません。
使ってる側からしたら、シャシーがあるのはとても便利です。なんかしっかりしている感じがするし、ライトセーバー振ってても安心だし。
これは配線ですが・・・
なんと火に近づけても燃えない!
普通の配線はすぐ燃えちゃいます。すぐに燃えるような配線だと、熱に弱いのでショートしやすいんですって。材料にも作りにもかなりこだわっています。
出荷前のライトセーバー。
これは新しいデザインのライトセーバー。もうすぐ発売!
このポッチリに紐を付けたりできるみたい。取り外し可能。
さて、一通りオフィスを見せてもらったんですが、さらに10分ほど車を走らせて着いたところは・・・
なんと新オフィス!売上が上がってきたので、お父さんの会社の間借りではなく、ちゃんとしたオフィスを構えて生産体制を強化するようです。
かなり広い!テニスできそうな感じ。来月から引っ越しの予定です。出来れば新しいオフィスが出来てから来てほしかった!と言われました。
ジェイソンもご満悦です。左の人はスタッフさん。
そんなこんなでオフィスを見学させてもらって、ランチを食べに行きました。
肉骨茶(バクテー)と言って、マレーシアでは非常に人気の料理。スペアリブを薬草などと一緒に煮込んだ料理で、すごく美味しい。以前、シンガポールで食べた同じ名前の料理より全然美味しかった。ご飯といっしょに食べました。
ダンがお茶を淹れてくれています。
この後、ホテルまで送ってもらい、夕食も一緒にしました。夕食後はバーにも連れて行ってくれて、本当に楽しい時間を過ごしました。ジェイソン、ダン、ありがとう。
セイバートリオのオフィスに見学に行って思ったこと
セイバートリオは、あるお客さまからその存在を教えてもらい、代行で取り寄せ依頼を承ったのが始まりです。いいご縁に恵まれて彼らのライトセーバーを扱うことになりました。商品を最初に見たときからある程度は感じてたのですが、今回見学に行き、彼らと出会って確信したことがあります。それは、
セイバートリオはかなり真面目にライトセーバーを作ってる。
他のメーカーが不真面目だとは言いませんが、セイバートリオに比べるといろいろ疑問点も多いのは事実です。ダン曰く、ジェイソンはかなりのオタクなのだそうです。以前よりライトセーバーに興味があった彼は、ウルトラセイバーズ、セイバーフォージ、ベイダーズヴォルトなどさまざまなライトセーバーを所有していましたが、さまざまな不満を感じてたようです。そこで、それらをすべて解決するようにと、セイバートリオを作ったのだそうです。
なので構造設計を含め作りはとても丁寧です。さらに燃えない配線をはじめ、使ってる材料もいいものばかりだと言ってました。人件費が安い分、部品材料費に結構お金をかけているそうです。どれがどれかはお教えできませんが、フランス、ドイツ、中国、アメリカなど世界各地からいい部品や材料を取り寄せてるのだそうです。それをマレーシアに集め、組み立てています。また納期に関してかなり気を使ってくれてるようで、なるべく早く届けたいって何度も言ってました。修理への対応もちゃんとやるとのことでした。(故障の心配は少なそうですが)
今までアメリカのセイバーブランドしか扱ったことが無かったので、マレーシアの会社であるセイバートリオと取引することにやや不安はありましたが、実際に取引してみて、実際の商品を手にしてすぐにその不安は払拭されました。また今回見学に行って、その安心は確信に変わりました。
セイバートリオ、素晴らしいです。今回マレーシアに行って、より自信を持っておすすめできるようになりました。
おまけ:マレーシアの街
マレーシアに対する印象ですが、行く前と行った後ではガラッと印象が変わりました。どっちかといえば東南アジアの発展途上国だと思っていたのですが、街並みを見る限りはもはや先進国です。首都のクアラルンプールの街並みを少しだけですが、御覧ください。
最後の写真はペトロナスツインタワーで、どちらも452mの超高層ビル!しかも同じ高さのビルが別の場所で建設中で、さらに高いビルも建築予定があるとのこと。高けりゃ良いってもんじゃありませんが、高層ビルに関しては日本は負けちゃってますね・・・
2019.12.20 ダンが日本にやってきた!