ジェイソンとダンに泣かされた話
2019年3月3日(日)沼津市で行われたフェンシングイベントにライトセーバーを展示させていただくことになりました。以前マレーシアのオフィスに行ったとき、セイバートリオのジェイソンとダンが「展示会があるなら協力させてくれ!」って言ってくれてたのでライトセーバーを貸してもらうことにしました。
すぐにファールケンとアークライトを送ってくれたのですが、展示会中、お子様が多かったので終わってみれば傷だらけに!気を付けてはいたのですが、どうもライトセーバー同士でぶつけたみたいです。これには僕もショックを受けました。
自分の持ってきたものならいざしらず、借り物に傷が付いては申し訳ない。とにかくジェイソンに謝罪して、一旦返却するから傷の状況を見て、ダメそうだったら買い取ると連絡したところ、すぐにレスポンスが来ました。
「何を言ってるんだ!この2本はあげたものだ。返さなくていいよ」
いやいや、そんなことは聞いてない。メッセージを見返してもくれるとは書いてません。そのまま送られてきた箱に入れて返送する手はずです。
「また次のときも使えばいい。だから傷のことはノープロブレムだよ」
まさか40代も半ばになって、しかも男に、しかも(僕の英語力が貧弱すぎて)あまり言葉が通じないマレーシア人に泣かされるとは夢にも思いませんでした。
もちろん彼らと僕はビジネスの繋がりです。利害関係もあります。だからいい人に思われたくて、そんなことを言ったわけではありません。純粋に人として、友人として、そんな気の利いたことを言ってくれたのです。本当に嬉しかったです。ありがとう、ジェイソン、ダン。本当に嬉しかったよ。