ルーク・スカイウォーカーを演じた俳優は?その後の意外な配役やルークに決まった日のことなど

ルーク・スカイウォーカーを演じた俳優さんはマーク・ハミルです
今も活躍中の俳優です。
スターウォーズ以降はルークのイメージが付いてしまったせいか、実写映画では大作の主役級には恵まれていません。
しかし彼は声優として大きな成功を納めています。
声優としての一例を出すと・・・
- バッドマン:ジョーカー
- チャイルド・プレイ(2019年版):チャッキー
- マンダロリアン:EV-9D9
- 天空の城ラピュタ:ムスカ大佐
- 君たちはどう生きるか:大伯父
- ファイナルファンタジーVII(リメイク):ドン・コルネオ
など。意外と日本の作品の英語版での声優を多く務めています。
また実写映画でもキングスマンでアーノルド教授を演じるなど、一定の活躍をしています。
しかし彼を語るにはやはりスター・ウォーズ。
実は彼がルーク・スカイウォーカーに配役されたとき、映画を超えるようなドラマがあったんです。
ルークの配役が決まる前の話

ルークと言えばこの夕日のシーンが有名ですが、実はマーク・ハミル自身にとっても非常に感慨深いシーンだったようです。
マーク・ハミルはスター・ウォーズの前は、出てもエキストラ程度で日々オーディションを受けては落ちるという生活をしていました。
それでも30歳になるまでは俳優でがんばっていこうと決心していたんですね。
20代半ばのある日、スター・ウォーズのオーディションの話が舞い込みます。
当時はどんな映画かわからないけど、「アメリカン・グラフティ」で大成功をおさめたジョージ・ルーカスが撮って、しかも今まで参加してきた作品と比べれば、大きな予算がある映画。
オーディションに参加してみることにしました。
オーディションではルーカスの横にふんぞり返ってるヤツがいたそうです。
「やたら偉そうなスタッフだな」と思ってたら、後にそいつがアメリカン・グラフティにも出演していたハリソン・フォードだと分かります。
なのでスター・ウォーズはオーディションを受けたものの、てっきりハリソン・フォードが主役だと思いこんでいたようです。
当時、マーク・ハミルはロサンゼルスの海が見えるアパートに住んでいました。
そのアパートに、大荷物が届きます。見てみるとスター・ウォーズの脚本でした。
オーディションに通過したことを知ったマーク・ハミルは意気揚々と脚本を読み始めました。
その時初めて、自分が主役であると言うことに気がついたそうです。
時刻は夕方。
窓からはロサンゼルスの海に沈む夕日がマーク・ハミルを照らしていました。
そして撮影が始まります。
このときのルークは水分農場で一生を終えてしまうんじゃないか?ここじゃないどこかに行きたいと考えていました。
友人たちがアカデミーへ入学していく中、自分はオーウェンおじさんに農場を手伝えと言われることへの葛藤。
そんな思いを巡らせていたときに、R2-D2からレイア姫のメッセージ。
どうにもならない現実と、R2-D2から発せられる冒険へのいざない。
そんなときにタトゥイーンの砂漠でルークを照らす双子の夕日。
このときの表情は、演技ではありませんでした。
自分の境遇と照らし合わせて出てきた表情なんですね。あらためて観るととてもいい顔しています。
そして訪れるベン・ケノービとの出会い。
これはマーク・ハミルにとっても師と出会った瞬間でした。
実は本物の師弟関係だった!マーク・ハミルとアレック・ギネス

オビ=ワン・ケノービを演じたのはアレック・ギネス。
当時、すでに全盛期を過ぎていたため、僕を含めて幼少期にスターウォーズを初めて観たという人にはいまいちピンと来ませんが、実は英国を代表する超大物俳優。
アレック・ギネスは・・・
- アカデミー主演男優賞(戦場に架ける橋)
- アカデミー名誉賞(日本では黒澤明、宮崎駿)
- シェイクスピアの名優
- 演技によるSirの称号持ち(ナイト爵)
とイギリス映画界では重鎮中の重鎮、プロ中のプロでした。
つまりスター・ウォーズ撮影当時の現場には、“英国の騎士”がいたようなもの。
若手俳優たちが緊張するのも当然でした。
特にマーク・ハミルにとっては、アレック・ギネスの存在は非常に大きかったようです。
当時のマークは、主役と言えどもまだ新人俳優。一方のアレックは世界的名優。立場も経験も、まるで違いました。
それでもアレックはマークに演技のアドバイスなどを優しく伝えていたそうです。
まさにルークとオビワンそのもののようだったと言われています。
マークは長い間「Sir Alec」と呼び続けていたそうです。
するとアレック本人が「頼むから Alec と呼んでくれ」とやさしく声をかけたという有名なエピソードがあります。
一方、当時はSF映画そのものが、映画界で下に見られていた時代。しかもまだ誰も成功を確信していない。
宇宙、フォース、ライトセーバー、デス・スター。
一歩間違えると、コメディになってしまう、かなり危険な世界観です。
ですがアレック・ギネスだけは、一切ふざけず、本気で演じていました。
どんな台詞も真剣に扱う。どれだけ奇抜な設定でも、「これは本当に存在する世界だ」という空気で芝居をしていたのです。
マーク・ハミルは後年、
「内容がどれだけ非現実的でも、役者が本気なら観客は信じる」
という俳優として大切な姿勢を、アレックから学んだと語っています。
さらに有名なのが「聞く演技」です。
アレック・ギネスは、自分が話していない場面でも存在感が消えません。
ルークの話を静かに聞いているだけなのに「この老人には長い人生がある」と感じさせる空気がありました。
これは若いマークにとって、かなり衝撃だったようです。
撮影現場では直前まで、若い俳優たちが騒いでいても、静かに座って出番を待っていたと言われています。
ですがカメラが回ると、一瞬で空気を支配する。まさにジェダイ・マスター。
だからスター・ウォーズの師弟感は、演技ではありません。
現実でも師弟関係だったからこそ出てくる、ルークとオビワンの関係性だったのです。
本当の師から受け継いだルークのライトセーバー。スター・ウォーズを象徴する1本です。
師を失ったマーク・ハミル
スター・ウォーズ エピソード4の大成功により、エピソード5の製作が決定されました。
ルークはオビワンという師を失いましたが、マーク・ハミルもアレック・ギネスという師を失いました。
大きく成長したスターウォーズというビッグプロジェクトを支える重圧、さらには交通事故による顔のケガ、誰もやったことのないパペット(ヨーダ)との演技。
さらには支える師がいない。
若きマーク・ハミルの重圧は相当なものだったと思います。
未熟さ、焦り、恐怖、怒り、そしてダークサイドへの誘惑。
まさにこのときのルークとマーク・ハミルの心情がシンクロしていました。
未熟さや迷いを抱えながら、それでも戦い続けたエピソード5のルーク。
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師を超えたルークとマーク・ハミル
エピソード4と5の大成功を成し遂げ、エピソード6の撮影となりました。
このころのルークは、もうエピソード4の青年ではありません。
ジェダイとしての実力、落ち着いた口調、感情に流されない視線。
かつてオビワンに導かれていた若者は、自ら人を導く側へ変わっていきました。
そしてそれは、マーク・ハミル自身にも重なります。
新人俳優だったマークは、巨大シリーズの重圧や苦悩を経験しながら、スター・ウォーズという神話を支える存在へ成長していきました。
だからエピソード6のルークには、どこか本物の成熟があります。
スター・ウォーズはルーク・スカイウォーカーの成長物語でもあります。
一方で、俳優としてのマーク・ハミル自身の成長の物語なのです。
師を失い、傷つき、それでも前へ進んだ。
その積み重ねがあったからこそ、ルーク・スカイウォーカーというキャラクターは、今も世界中で愛され続けているのかもしれません。
未熟だった青年が、ついに本物のジェダイへ。
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おまけ:マンダロリアンのルークは?

ルークはドラマ「マンダロリアン」シーズン2にて再登場します。
エピソード6の5年後の設定なので若く、ジェダイとして最強のルークです。
このルークを演じたのはグラハム・ハミルトン
当然、顔は違うので、顔だけCGで若いマーク・ハミルに合成。
ローグ・ワンでレイア姫やターキン総督を再現したのと同じ技術です。
実際のグラハム・ハミルトンはこんな人。

まあ似てるって言えば似てるけど別の顔。
彼は俳優としてだけではなく、スタントマンとしても活動。
さらには声優としても活躍しており、その辺りはマーク・ハミルと被るところです。
ジェダイとして完成された、最強のルークが扱った!
ルーク・スカイウォーカーのコラム一覧
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- ルーク・スカイウォーカーのライトセーバーについて
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